「手放しの現実」
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手放しの現実
真実は永遠のものだけれど、 生きていれば消耗品です。 だから繰り返し囁いて。 |
「道連れの命」
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道連れの命
「置いていけばいい」と私は言いました。 「馬鹿」とあなたは言いました。 |
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夢が終わる前に
自重。 |
「終末に青。」
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青い空が消えたら
どっか行きたいのうた |
「いつもの背中」
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いつもの背中
背中を見ながら、繰り返し学ぶ痛み。 |
「よるのあるくに」
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夜が欲しい
明るい窓の外。 大きな音で通り過ぎる自動車。 膝を抱えて、夜が欲しい、と思った。 |
「秋雨のワルツ」
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秋雨のワルツ
雨が大好きだった私。 雨が降って、ゆううつで、驚いた。 悲しかった。 |